【米国株・全世界株】投資信託どちらを買うべき?
こんにちはユースケです!
今回は
「米国株」「全世界株」
どちらのインデックスに投資すべきか?
という
くらい論争がある
投資界の永遠テーマ
といえます笑。
この記事を読んでもらえば
なぜそもそもこの論争がなくならないのか
また、投資資産を持つ時の考え方を
知ることができ、
どちらを保有するかについて
あなたなりの答えがきっと出るはずです。
まずは
お互いの主張を見てみましょう。
米国インデックス派
・米国株の方がリターンが大きい
・わざわざリターンの低い他の国を
混ぜる意味がない
という意見が多いです。
実際米国市場は将来性が高く、
投資に関する法律もしっかりしているので
期待できます。
近年では中国に追いつかれそうでは
あるもののGDPは世界一位です。
さらにアメリカはこれからも人口が増えていく
人口増加国です。
主要先進国の中で人口が伸び続けているのは
米国だけです。
人口の増加とともにGDPも増加する
という研究結果が出ている以上
外せない着眼点にもなります。
そしてやはり
GAFAMの存在は大きいです。
近年のイノベーションを起こした
企業はどれもアメリカ企業で、
他の国からこれらの企業のような
革新的なものは生まれていないことも
事実です。
青が米国株、赤が全世界株です。
上のグラフはリーマンショック後の
市場の動きを表したものですが、
米国株の伸びがすごいことが分かります。
これを踏まえて
全世界インデックス派の主張を見ていきましょう
・米国株一強の時代はずっと続くとは
限らない
・インデックス投資の生みの親は
全世界派
という意見が多いです。
先ほど米国のGDPが依然として
世界一だと話しましたが、
将来中国に抜かれるのは目に見えています。
その時が来ても米国の株式が
一番良いかは分からないですよね。
時代の流れが移り変わるとき
投資先を見直したり、この先どうなるか
など考えても答えは誰にも分からない。
そんな状況になると思われます。
そこで
全世界株派は
「全世界株をメインにしていれば
あれこれ考えなくでも良いでしょ」
と考えているわけです。
世界経済はトータルで見ると
成長し続けているからです。
成長する株式に投資ができていれば
将来どの国が一番かは分からななくて
いいんですね。
さらに、
インデックス投資の生みの親も
全世界株への分散投資が
「理論的に正しい投資手法」だと
主張しています。
これは「現代ポートフォリオ理論」
というノーベル経済学賞を受賞した
理論になります。
説得力がすごいですよね笑
もちろん、
米国株式派の人たちは
この考え方を知った上で
米国株に重きを置いているはずです。
全世界株とはいえ、
市場の最先端を走っている株ですから
米国株が半数以上を占めています。
そこに
米国以外の低成長率の国
株式を混ぜるかどうか
という、
リスクとリターンのバランス
の議論だと言えます。
投資の世界で「絶対」はあり得ません。
なのでどっちを買うかは
あなたの「リスク許容度」によります。
リスクをより減らしたいのであれば
全世界株
リスクをとって
少しでも大きなリターンを狙う
のであれば
米国株
という感じだと思います。
ただ、インデックス投資は
あくまで長期保有です。
僕個人としては
初心者の方は、よりリスクを分散させ
じっくり育てるのがベストだと考えています。
つまりは全世界派ですね!
実際には全世界株と米国株を
同じ割合で保有しています。
僕はまだまだ初心者なので
リスク分散に配慮した
ポートフォリオを組んでいます。
いかがでしたか?
米国株派か全世界株派かは
「その人のリスク許容度による」
というのが僕としての回答になります。
どちらにせよその選択が
「投機」になっていないか
考えて資産運用を続けていきましょう!
それではまた!